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Cornish Crabbers LLP 訪問 [英国より]

 

コーニッシュクラバー24'(Cornish Crabber 24')の建造元、コーニッシュ・クラバーズ・エルエルピー(Cornish Crabbers LLP)に行って参りました。

 

以前、このヨットを建造しておりましたセレクトヨット(Select Yachts)は、昨年のリーマンショックのあおりを受け会社を整理してしまいました。

その後、コーニッシュ•シュリンパー19(Cornish Shrimper 19')のオーナーであったフィリップ・ラングスデール(Philip Langsdale)氏により、コーニッシュクラバーズのすべてのモールドが引き継がれました。

造船所は以前の同じ、イギリスのコーンウォール(Cornwall)州、ウェイドブリッジ(Wadebridge)から西に5マイル(8km)に位置するロック(Rock)という小さな港町にあります。

工場は同じロケーションですが、現在の建造元はセレクトヨットの時代と異なり、コーニッシュ•クラバーのブランド力を重視し、セレクトヨットが扱っていたその他のヨットやモーターボートの製造権を受け継がず、コーニッシュ•クラバーズのラインナップのみを取り扱っていくそうです。現在は、コーニッシュ•ミステリー35(Cornish Mystery)およびリンク30(Link 30)も取り扱っておりますが、こちらのヨットは将来的に独立した会社の取り扱いとし、コーニッシュ・クラバーズ・エルエルピーより切り離すそうです。

それくらいこのコーニッシュ•クラバーズのブランドを大事にしていきたいという事でしょう。

 

コーニッシュ•クラバーズのラインナップの詳細はこちらへどうぞ。

 

新しい会社の滑り出しは上々のようで、クラバー17'、22'および24'はそれぞれ数艇のオーダーストック(受注)があるに留まりますが、シュリンパー19'に関しては、現在40艇のオーダーがあるそうで約1艇/1週間の建造ペースから逆算すると、一年近く先まで予約で一杯と言うことになります。

 

また、1月のロンドンボートショーでの正式な発表まで詳細はお伝え出来ませんが、現在のラインナップに新しい仲間が加わるそうです。セールスマネージャが言うには、図面を見ただけで発注をおこなったクライアントが3組あったそうです。

 

正式な発表があり次第、詳細をお伝えすると共に、弊社HPでも発表して行きたいと思います。

 

 

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ハルカラーは、希望の色を選んで頂けます。

 

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こちらはシュリンパー19'

 

 

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スパー(マスト、ブーム等)を艤装する部屋です。

 

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こちらは、ニス塗装のための部屋。埃が入らないように隔離されています。

 

 

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木材の保管庫。加工後のたわみ歪みをなくす為、風通りの良い場所に保管されています。

 

 

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シュリンパー19'のモールド。たくさんの受注により、フル稼働です。

 

コーニッシュ・クラバーズ・エルエルピーでは、オーナーの夢を実現する為、建造中はもちろん発注前でも工場を訪問して頂けます。

コーウォール州の穏やかな雰囲気のなかで、セーリングするクラバーたちを見れば心が躍ることは間違いありません。

購入をご検討の方は是非コーウォールにお越し下さい。

 

 

航祐

 


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Argyll (1947 S&S Design No.628) [英国より]

 

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冒頭の写真はSparkman&Stephensの1947年の作品『Argyll』(Design No.628)57ftの木造Yawl(ヨール)艇です。

 

先日友人の紹介でこのヨットをFalmouthからSouthamptonの隣町Lymingtonまでの回航に同乗させて貰う事が出来ました。

 

艇の詳細および写真は、[こちら]からどうぞ。

 

Falmouthを朝の5時に出て、Eddie Stoneを回航するまでは北北西の風12ノット位でフルセールのアビームで気持ちよく帆走しつつ日の出を迎えました。

 

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海の上で見る日の出は、文字通り地平線より昇りくる太陽がみるみる間に大きく、より力強く輝いていく様子に力が湧いてきますね。

 

その後風は東へ回り、またプリマスを過ぎた辺りから、進路を70°にとらなければならず、クローズホールドでも帆走出来なくなり、メイン&エンジンで機帆走。

 

この日は一日、青空で夕方にはきれいな日の入りも。

 

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Falmouth-Lymington間は160マイル程なのですが、Lymington到着は朝3時で所要時間は22時間程でした。

 

航祐

 


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Henri-Lloyd Falmouth Week: Falmouth Classic [英国より]

Henri-Lloyd Falmouth Week (ヘンリ・ロイド ファルマスウィーク)が、Falmouth Classicsを皮切りに8月8日より始まりました。

友達にテンダーを出してもらいその様子を写真(クリックで拡大)に収めてきました。

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正確なエントリー数は分りませんが、湾内はクラシック&トラディショナルヨットで埋め尽くされて、少なく見積っても300艇以上はあったのではと思います。

Falmouth Classicsは、今年で21回目ですが、Falmouth Week自体は1820年に始まり、年々その規模をましていき、現在ではヨットレースだけでなく地域をあげてのイベントに成長しました。

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クラシックスループの背景に無数のヨットがセーリングしているのがわかるかと思います。

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Yawl(ヨール)

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Victory:Falmouth Working Boat Class
オーナーはリガー(リギン調整エンジニア)のDavid Carne (Riggers UK)

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スモールガフクラスのスタート
Cornish Shrimper 19'の姿も見えます。(エンジ色セール)

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もちろんCornish Crabber 24'の姿もありました。(写真中央ブルーのハル)

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Working Boatクラスのスタート。
赤白赤のトップスルの艇と黄色&水色のトップスルの艇の間のオレンジ色のブイがスタートラインの上エンド、下側のエンドは写真枠外右側。

ラインが設定された時は、イーブンだったのですがこのクラスのスタート(一番最後)までに上有利になってしまいました。

このクラスは皆さんオールドソルトばかりですので、スタート前の駆け引きからすでのレースが始まっていました。皆さん頑張りすぎたのか、このスタートはゼネラルリコールとなりました。

スタートをやり直している間に、上側に移動し次のスタートを待ちました。

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今度はオールクリアでスタート。

また、追って写真を追加したいと思います。

航祐


追加の写真はこちら


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Working Boat のトップスル(Topsail) [英国より]

以前のエントリーでFalmouth Working Boatやガファークラスのトップスル(Topsail)は、それぞれの艇に固有のもので同じものは無いという話をさせて頂きましたが、先日ここFalmouthで毎週火曜日と金曜日の夕方に行われるクラブレースにて、運営艇に乗せてもらえる機会がありましたので、写真を撮って参りました。

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スタート前の攻防

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オープンデッキの様子がよく分かります。

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スタート直後1

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スタート直後2

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第一マーク回航後
Cornish Shrimper(エンジ色のセール)も写っていますね。

このタイプのクラスは、大小で2クラスに分かれています。
この日のエントリーはWorking boat クラス4艇とガファークラス8艇。

これら以外にも色々クラス分けがあり、この日は朝から雨が降っており風が弱かったにも関わらず総数53艇ものヨットがレースに参加しました。

日の長いこちらでは、6時過ぎからクラスごとにスタートするのですが、約90分を目安に設定されたコースを走りきって陸に帰ってきても、まだ十分明るかったりします。

日本ではちょっと考えられないヨット文化ですね。

今週末からは、Falmouth Weekなるものが始まり、一週間にわたって連日2レースが行われます。
クルーザーやキールボートだけでなくディンギーのレースも行われ、一年で最もにぎやかな時期となります。
その様子もレポートしていきたいと思います。

航祐

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The Falmouth working boat championships (ファルマスワーキングボート選手権) [英国より]

6月26日より三日間、イギリスの南西、コーンウォール(Cornwall)州のファルマス(Falmouth)にて、ワーキングボート選手権が開催されました。

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ワーキングボートといいますのは、その昔現在のようにエンジンが普及していない頃の、カニやアワビを採ったりします漁船、つまり作業船というわけです。

作業船といいましても、当時大きい船が入港してきた折には水先案内船の権利を得るために、その船まで競争したりもした訳ですから、早い船でなければならなかったりもしました。

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帆装は伝統的なガフカッターで、キールの形状が船首部分より舵軸まで直線的に深くなっているのがお分かりかと思います。

キールの形状が異なりますが、Cornish Crabberがこの作業船のイメージを元に設計されたというのがよく分かりますね。

以前スループリグ(一般マスト、三角帆、ジブセールの組み合わせ)とガフリグの違いについてお話した事がありますが、このワーキングボートの帆装はとても力強くみえますね。

さて、話を元に戻しましてこのワーキングボート選手権は今年で5回目となり、大型艇16艇、小型艇8艇の計24艇のエントリーがありました。

BBC(英国国営放送)のラジオ局がこのイベントの運営者に話を聞いているようすが、BBCのホームページに掲載されています。興味のある方はどうぞ。

運営側の話では、陸からも良く見える位置でレースを行うつもりだったようですが、私のいた側からはちょっと遠すぎました。

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この写真では、分りにくいですがメインセールのさらに上に張られるトップスル(Topsail)は、それぞれの船で固有の配色がなされ、このイベントに際しそれぞれの艇の配色がパンフレットに載っていたようです。

この写真ではあまりにもお粗末ですので、ウェブ上を検索し今回のレースの様子を撮ったこちらの写真を拝借して終わりたいと思います。

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Photo by Supply Image Limited

航祐


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チェスター(英国東海岸)ハーバー寸景 [英国より]

英国では珍しく良く晴れた、セーリング日和の寸景。kousukeapril4.jpgDSC00190.jpg
後ろに見える建物は潮位調整の為のドックの管理棟。

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Old Salt 静かに舫を取る。 [英国より]

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crabber-24 yawl にセーリングを楽しみ、帰港し、舫を取る老ソロセーラー。「Old Salt」の素敵な時間。

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サウサンプトンボートショー [英国より]

ご無沙汰しておりました。

先日、再度渡英いたしました。

今回は9月12日から21日にかけてイギリスの南海岸、ロンドンより電車で1時間半、メイフラワーパークで開かれましたサウサンプトンボートショーの紹介です。

公式ホームページはこちら↓です。

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ロンドンボートショーやドイツのハンブルグボートショーに比べて、イギリス国内からの出展が多く見られました。

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上の写真はこちらでは最も有名なディンギーメーカーTopaz(トパーズ)です。
初心者から上級者、それぞれ向けの艇種があるのはもちろん、同じ艇種でもリグのアレンジやセール面積をかえることでセーラーの上達に応じて長い間楽しめるのが特徴です。
何艇種か乗ってみた個人的な感想ですが、全体的に丈夫に作られていてその分のマイナスがあるものですから、一つの艇種を乗り込むタイプのセーラーには物足りなく感じるかもしれませんが、艤装も極力シンプルですし乗りやすいですから、気軽にセーリングされる方にはおすすめ出来るかと思います。

この他にも、Lazerシリーズや日本でも見かけるRSシリーズも出展しておりました。

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弊社が取り扱っておりますHABER800も展示されておりました。
この写真の前日には、イギリスのヨット雑誌Yachting Monthlyが取材にきており、丸一日掛けて帆走テストを行ったそうです。

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イギリスと言えば、コーニッシュクラバー24'(写真左寄り)とシュリンパー19'(同右)ですね。
こちらも出展しておりました。

9月に入ってから、対外通貨為替も元の通常な状態にもどりヨーロッパ圏のヨットをお探しの方にとりましていい時期かも知れませんね。
これからの季節は、各国でボートショーが開催されます。ボートショー自体も十分楽しめるのですが、艇購入をお考えの皆様には、実際に艇を目で見て手で触れ自分の理想に近いヨットを探すことの出来るボートショーに足を運んで頂きたいと勝手な思いを持っております。

航祐

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ロングキール艇 [英国より]

日本では今ひとつ人気の薄いロングキール。

こちらでは結構な頻度で目にします。

個人的にはロングキー艇が好きなのですが、今日はなぜロングキール艇が好まれないのかその理由について考えると共に、愛好家のための弁明として見た目以外(見た目は個々人のセンスの問題なので)でロングキール艇の良さについて考えてみたいと思います。

まずは嫌われる理由ですが、同じようなサイズの船に比べてロングキール艇は
1, 上り角度が悪いという事を含めた遅さ
2, 船内が狭い
3, 舵効きがわるい(特にアスターン時)
主な理由はこんな所でしょうか?

1,ですが、同サイズの軽排水量艇に比べると圧倒的に重いのと、水線下の水に接している面積が多いので、これはまぁどうしようもありませんね。レースされる方は別として、何艇かでクルージングに出かけるときは確かに不便でしょうが、単独での航海の場合は艇速にみあった計画をたてれば問題ないでしょう。

2, 船内が狭いのは、ハルがキールと一体になっている形状により、水線レベルのビームが同サイズ艇のそれと比べて小さい事が原因でしょう。しかしこれは後に述べます乗り心地にいい影響をもたらします。

3, 排水量以外に舵効きが悪い主な原因は、ロングキールが横方向の動き(回転)に対して抵抗を作る事と、ラダーがキールの続きにありラダー軸位置がラダーの前縁にあるいわゆるアンバランスドラダー(注1)であるという事では無いでしょうか。特に後進する時はプロペラをまわしているとかなり舵効きが悪いですね。しかし、ラダーをまっすぐにしたまま艇速をつけて、それから舵を切るとうまく転回してくれます。
(注1)アンバランスドラダーに対してバランスドラダーというのは、ラダー軸が前縁から1/3程後ろに位置します。また機会があれば詳しく紹介したいと思います。

対してロングキール艇の良さは
1, 軽排水量艇にくらべて悪天候での安心感がある
2, 帆走時の乗り心地がいい

理由についてお話させていただく前に少しこちらを


L Larsson and R E Eliasson (2000) 'Principles of Yacht Desing' 2nd edt.

これは復元力曲線といわれる物で、ヒール角度に対して復元力のてこの長さをグラフにしています。実際の復元力はそれぞれの値に排水量を掛けて求められます。
復元力は重心と浮心の位置の違いによって発生します。少ないヒール角度では、浮心の位置つまりハルの形状が大きな作用をもち、大きいヒール角度では重心の位置が主な要素となります。
したがって比較的重心位置の低いロングキール艇は軽排水量艇のそれにくらべて、正の復元力(グラフではx軸の上側)を発生する範囲(stability range)が多くなります。たとえば、ロングキール艇では範囲が0°〜150°、対して軽排水量艇は0°〜130°など。復元力が0になる角度を復元力消失角(angle of vanishing stability)と言います。

ここで、ロングキール艇のような重排水量艇と軽排水量艇の復元力曲線(<90°)を見比べてみたいとおもいます。


D Cannell and J Leather (1976) 'Modern Development in Yacht Design'

Aはロングキール艇のもので、Bが軽排水量艇のそれです。
Bは少ないヒール角度でもAに比べて比較的大きい復元力を発生します。(注2)
これはAにくらべてBが小さなヒール角度で浮心が大きく移動するためです。これは感覚的にも理解しやすいかと思うのですが。たとえば、カヌーなどの細身の船体とゴムボートのような平べったいものを比べると、カヌーの方が圧倒的に不安定ですよね。

(注2)実際にはてこの長さに排水量がかかるので、重排水量艇の方が復元力は大きいのですが、復元するのに必要な力は排水量に比例する、つまり重いの分だけ大きい力を必要としますので、クルーが体感する復元力(正確には復元力てこの長さ)はグラフの通りBの方が大きくなります。

この事がノリ心地のどう影響するかと申しますと、船が波などで突発的な横方向の傾き(< 50°)を受けた時に、Bの方が復元力が高いため早くもとに戻ろうとします。そして、今度は反対側に傾き結果的に継続的にロールが発生し、それが収束するまで一定の時間を必要とします。
対してロングキール艇では、軽排水量艇よりも復元力が少ない為に比較的にゆっくり復元し、ロールの周期も長く、体感的には柔らかいモーションを作り出します。そして、ロングキールがブレーキの役割を果たしロールも早く収束します。

まとめますと、軽排水量艇のほうが、横揺れ方向の加速度が短い時間に大きく変化し、収束するまでに長い時間を要します。この加速度の変化が大きい程、人間は不快感を感じるといわれています。
したがってこれが、ロングキール艇の方がノリ心地がいいといわれる原因では無いでしょうか。

もう一度、復元力のグラフ(一枚目)を見て頂きたいのですが、この図では60°までは艇がヒールすればそれにともなって復元力も増していき、つまり体感的にはヒールすればする程、同じ力(ヒールモーメント)がかかっている限りそれ以上傾かないように感じます。しかし、60°を超えると復元力は減少し始め、ヒールモーメントが減少(風が弱まる等)しない限り転覆する方向に向かいます。ディンギーに乗られてる方は経験があるかと思いますが、この角度というのは実際に体感でき大変怖いものですよね。

次に復元力の比較グラフ(二枚目)ではヒール角度が50°を超えた付近からロングキール艇の方が大きい復元力を発生していますね。そして、復元力が減少に転ずる角度もロングキール艇の方が大きいのが見て取れます。これがロングキール艇の悪天候下での安心感に繋がり、実際により安全な帆走が可能になります。

長くなってしまいましたが、まとめますと復元力の観点からみたロングキール艇の良さは、そのモーションの柔らかさと最大復元力が発生する角度と復元力消失角が大きい事に起因する安全性にあるように思われます。

どのようにヨットと付き合っていくかによって、自分の乗るヨット選びは変わってくるかと思いますが、自分の船の特徴と限界を知るのは大事な事ではないでしょうか?

航祐


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ビルジキール(ツインキール) [英国より]

英国ではこのビルジキールもしくはツインキールと言われるタイプのキールを良く目にします。

潮の干満が比較的大きいことに加え、海から川伝いに少し上流にいったところ、もしくは入り江の一番奥に沖付けしている船が多く見受けられます。

こういった所では干潮時には完全に干上がってしまう場合もあります。

しかし、このタイプのキールなら船が自立しますので問題ありませんね。

英語のサイトなのですが、このキールについて考察している記事がありましたので興味のある方はどうぞ。

Bray Yacht Design and Research Ltd.社
The Advantages of Twin Keels
http://www.brayyachtdesign.bc.ca/article_twinkeels.html

航祐


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