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ハンブルグで見かけたあれこれ@ハンブルグボートショー [ボートショー]

ハンブルグには10月30日金曜日の夜遅く入りまして、31日、11月1日と開催最終2日間にボートショーを見て周りました。

本当は1日日曜日にイギリスに戻りたかったのですが、その日のフライトは130ユーロ(約18,000円)ととても高価でして、月曜日夕方発の運賃が40ユーロ(約5,500円)ということを考慮しますと、ホテル代(1泊30ユーロ)を払って滞在を一日伸ばしても十分おつりがくる計算になり、結果として月曜日丸一日を観光に充てることが出来ました。

ということで、今回は少し閑話をはさみハンブルグの街で見かけたちょっとしたものを紹介したいと思います。

日本庭園.jpg

写真を貼り間違えたわけではなく、ボートショー会場近くの公園にあった日本庭園。

紅葉がとてもきれいで、少し日本が恋しくなりました。

写真右上の木は、なんと「かえで」。日本のもののように繊細さは有りませんでしたが、燃えるような赤色がとても印象的でした。

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落ち葉によって柄が付いたのか、それとも塗装によるものか定かではありませんが、歩道にまでもみじが。。

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こちらは街の中心地そばにあるアリスター湖。対岸に中心街が見えます。

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ハンブルグの港です。港と言いましてもハルベ川沿いにドックやら荷卸場が延々とつづいておりまして、この場所は遊覧船の乗り場。

モノレール.jpg

こちらもハルベ川沿いの風景。右側の高架は電車用。

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その車両。ハンブルグの街は鉄道、地下鉄がとても発達しておりまして、特に中心地付近は大阪の地下鉄のように短い距離で駅が点在しており、とても便利でした。

3日間有効のパスは15ユーロ60セント(約2100円)。

路線によって車両のタイプが異なるのですが、イギリスと同じでどの車両も停車時に扉は自動で開きません。

おもしろいのは、車両が完全に停止する前に扉のロックが外れるようで、ほとんどの利用者が完全に停止する前に扉を開いて、ホームに駆け出します。大阪の愛すべきせっかちな人々を思い起こしました。さすが産業国ドイツです。時は金なりですね。

ソーセージ.jpg

ドイツといえば、ソーセージです。こちらは、蒸し茹でにしたタイプ。この他にも、焼いたタイプもあります。

フォークナイフは使わずに、写真の中に写っていますストリップ状の白い厚紙で、ソーセージを掴んでマスタードをタップリ付けていただきます。また、ソーセージには、必ずパンが付いてきます。

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ハンブルグの観光名所、倉庫街です。ハルベ川からアリスター湖まで数々の運河でつながっており、大阪の中ノ島周辺のイメージでした。

マリタイ美術館.jpg

倉庫街にある私立のMaritime Museum(海運博物館)。楽しみにしていたのですが、月曜日は休館日でした。このほかにも自動車のプロトタイプを展示している博物館など、ほとんどの観光スポットが休館日でした。残念。

中心街.jpg

そうこうしている間に飛行機の時間が迫ってきました。写真は夕暮れ時の中心街。

ぜひまた来てみたい街でした。観光は月曜日以外で。 

 

☆お知らせ☆ 

今月19日より日本に一時帰国します。

浜にて皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

 

 

航祐


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Hamburg Boot Messe (ハンブルグボートショー)その2 [ボートショー]

先日簡単に一通り紹介しましたハンブルグボートショー。

今後何回かに分けて、私の気になった展示物を紹介していきたいと思います。

 本日は、美術展示品と雪上ヨットを取り上げたいと思います。

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ハーフモデルの展示。

このほかにもいくつかハーフモデルのブースが有ったのですが、こちらのJurgen Oltmann(ユーゲン・オルトマンと発音するのでしょうか。)氏の作品が特に美しかったので、ご紹介。

この方、ハーフモデル製作暦25年。そのうちの大半は趣味として行ってきたそうですが、数年前から趣味が仕事になってしまったそうです。

現在はデザイナーや造船所はもちろん、個人からのオーダーも受け付けているそうです。

また、帆船の模型も製作なさっているようです。ホームページ(クリックでジャンプ)を見るとどうやらこちらのほうがメインのようです。

 

次は、セール記事を使った絵画、Margrit Mohlenさんの作品。

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ボルトロープやクリュー、フォアステーやハンクスは実際に使われていた物を使用しているそうです。

色使いが、私の思う理想的なヨット日和という感じで、個人的にものすごく気に入りました。

この方はハンブルグで活動なさっているアーティストで、4年前からこのハンブルグボートショーに出展なさっているそうです。前回私がこのボートショーを訪れたのは6年前でしたので、今回初めて拝見することが出来ました。

こちらの方も、ヨットオーナーからの注文も受け付けているそうで、思い入れのあるセールを廃棄してしまわずに、こういった形で思い出に残せるととてもロマンチックな気がします。

Margrit Mohlenさんのホームページはこちら。(クリックで移動)

残念ながらホームページはドイツ語のみですが、この方は綺麗な英語を話されますので、英語にてお問い合わせしていただけます。また、ご連絡を頂ければ私から取次ぎさせていただくことも出来ます。

 

次はクラッシクボート。今回ご紹介したいのは、奥の大きいヨットでは無くて、手前のかわいらしいヨットです。

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実はこれ、雪上ヨットなのです。船体の下にそりが付いているのがお分かりでしょうか?

小冊子を頂いてきたのですが、残念ながらドイツ語でさっぱり解りませんでした。

「舵利きはいいのか?」や「リーウェイはどのくらい?」、「最低必要風速は?」など、興味は尽きず自分でいろいろ考えてみたのですが、やはり一度体験してみないことには始まりません。

体験の機会を伺いつつ、自分なりに上記の疑問を予想してみたいと思います。

 

ハンブルグボートショー次回へ続きます。

 

航祐


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Hamburg Boot Messe (ハンブルグボートショー)その1 [ボートショー]

ボートショー.jpg

 

先週の週末にドイツのハンブルグにて開催されておりましたボートショーに行かせて頂きました。

 補足:ハンブルグという町は、ベルリンについでドイツで第二の都市と言われており、またハルベ川沿いに栄えたこの港町は、港湾規模では欧州第二の規模といわれています。

ハンブルグの町については、こちらをご覧下さい。

 

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 ボートショー会場案内図(画像をクリックで拡大します。)

会場は8つの展示スペースに区分けされており、目的の展示まで簡単に行き着くことができました。ただし、会場がとても広いのと展示の規模事態が大きいのでしっかり見て周るには一日では少し難しいのではないでしょうか?

ですから、とても一回のエントリーでは、今回のボートショーを紹介しきれません。というわけで、今回は一通り簡単に紹介させていただき、後日のエントリーで特に興味を引かれたものを紹介できればと思います。

イギリスでは、London(ロンドン)とSouthampton(サウサンプトン)のボートショーが有名ですが、それぞれのボートショーで個々に特色があります。

また、大規模なプロダクション艇のビルダーは別として、小規模なビルダーはやはりそれぞれの国に行かなければお目に掛かることはできません。

私が気が付いた事としましては、このハンブルグボートショーでは、ロンドンやサウサンプトンのボートショーに比べてヨット関連の美術作品の展示が多いということでした。

 

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特に、美術品に関心があるわけではありませんが、はやりヨットや海を題材にしたものには興味をそそられます。

 

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こちらはクラッシクヨットの展示場。

 

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5.5mクラスです。後日のエントリーで詳しく紹介しますが、写真の3艇はそれぞれ建造年が異なり、ハル(船体)やアペンデッジ(舵やキール)の形状の発展具合が良くわかります。

 

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ディンギーの展示。写真は子供用の艇でトラッピーズやスピネーカーまであり、470のミニチュア版のようです。

 

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特設のプールでディンギーの実演もありました。写真右手に巨大な扇風機が見えます。

 

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もちろんモーターボートの展示もあります。

 

室内会場だからなのか、サウサンプトンのボートショーよりも小型から中型(40ftくらい)までの艇が中心でした。

このハンブルグのボートショーは6年前にも訪れたことがあり、それが自身の海外ボートショー初体験でした。また、そのとき受けた感銘により、イギリスでヨットデザインを勉強したいと思うようになったきっかけでもある思い出深いボートショーです。

訪問初日には、会場に近づくにつれいてもたっても居られなくなり、思わず走り出してしまいました。前回訪れた時より、心なしか規模が縮小したように感じられましたが、自分の期待を十分満足させてくれる貴重な訪問でした。

後日のエントリーにて、気になった展示物や日本で紹介されていない艇などを話題にしていきたいと思います。

 

私事で恐縮ですが、おかげさまで今年9月にプリマス大学をFirst class honoursにて卒業することが出来ました。また卒業にあたり、在学中の成績や卒業研究に対して賞を頂きました。

在学中には、親切なクラスメートや教授たちに支えられ、また更新頻度の高くない私のエントリーをご覧になってくださった沢山の皆様には、たくさんのエネルギーを頂き、またこんなすばらしい機会を与えてくれた両親にも、この場をお借りし感謝の気持ちを述べたいと思います。

本当に有難うございました。

 これからも、出来る限り皆様に楽しんでいただける話題を紹介し、日本のヨット文化に少しでも貢献できる人間になれるように努力していきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

航祐


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