渡英、久しぶりの更新 [英国より]
イギリスに戻って参りました。
と申しましても、9日に帰ってきてから既に20日近くたっている訳ですが。。。
日本滞在中は、おかげさまでとても忙しい充実した毎日を送らせて頂きました。
Cornish Crabber 24' Gaff rig艇も無事に納艇でき、九州まで太平洋周りで回航される際には初日の由良港までご一緒させて頂きました。
当日は、午前中は5ノットほどの微風の中、トップスルも揚げ心地よくセーリングし処女航海を無事に終えることが出来ました。
また、それ以外にもCornish Crabber 24'に乗る機会が多く、およそ週2のペースでセーリングしていたように思います。
その中で、改めてガフリグ&ロングキール艇の良さを実感しました。
ロングキール艇は一部のセーラーの方に敬遠されることもあり、まして『ガフリグなど(笑)』と思われる事もありますが、もしセーリングされた事がなくイメージでそのように思われているのであれば、是非一度ロングキール&ガフリグ艇を体験して頂きたいと改めて思った次第です。
さて、こちらには9日に戻ってきた訳ですが、その日は夕方7時頃ヒースロー空港に到着したのですが、空港を出れたのは10時過ぎ。。。
と言いますのも、UKボーダー(パスポートコントロール)でエミレーツ航空便で到着した人々とかち合わせ、外国人用(EU外)の窓口には長蛇の列、しかもちっとも進まない。近年移民制限が厳しくなっているようです。
前回は同じ便で到着したにも関わらず、EUの人たちよりも早く通り抜けれたのですが。。。
当然、ど田舎であるFalmouthに向かう電車は終わっていますので、レンタカーへ。
しかし、そこでも長蛇の列。しかもあちらこちらで揉めているようす。
結局、レンタカーを借りて出発出来たのは12時前。あまりの疲れに最初のサービスエリアで仮眠せずには居られませんでした。
Falmouthには、朝7時の到着でその後少しの仮眠を経て、気になっていた現在建造中のCornish Crabber24'の様子を見にクラバー社へ。
その様子を少し紹介。
上部ガンネル部のチークが張られていませんが、外観はほぼ完成しているように見えます。
この配色は、とても私好みなのですが、いままで日本には無かったのでとても楽しみです。
コクピットのチーク部には、傷等が付かないように板が張られています。
デッキの艤装もほぼ完成に近いですね。
正規のオプションには、電動しかないのですが、オーナー様のご希望を受けて手動式を探して付けてもらいました。
ベンチレーターはスタンダードのものに替えて真鍮製マッシュルーム型に、ウィンチはセルフテーリングに変更しています。
ベンチレーターを船内から見たところ。ハンドルにて密閉できます。また、ポートホールも真鍮製に。
ラダーは、マリンプライウッドを積層して作られます。
船底は日本到着後、オーナー様のご希望の色に塗装します。
こちらの艇、Cornish Crabber 24' Bermudan No.86は、11月中旬に日本到着です!
航祐
2010-09-27 22:31
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