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Riggers UK 訪問 [ヨットの話題]

ヨットの盛んなイギリスでは、リグを専門に扱う業者があり今回この国で一番最初にこの商売を始めたと言われてるRiggers UKにお邪魔しました。

この会社の工場はリグを扱う業者独特のもので、40フィートコンテナを二つ繋げた建物でとても驚きました。

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工場入り口

しかし普通に考えてみると、かれらはリギンを扱うのですからワークスペースは長さが重要になりますので、とても理にかなっていますね。

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工場内部その1

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工場内部その2

壁には工具類や納品前の品物等が所狭しと掛けられています。

container2.jpg
工場の反対の入り口より

手前に見えるリギン類は、70フィートケッチのものでワイヤー径は10mmです。
一見したところ、目に見える欠陥はないようですが、保険の規定で何マイル(失念しました)以上の航行もしくは7年毎に交換しないと保険がかけられないとのことでした。


70footer mast1.jpg
70フィートケッチのマスト再塗装現場

この写真をみてもスケールが分りにくいので、この会社のスタッフの一人であり私の友人でもあるBenjamin Carne氏にマストのそばに立ってもらいました。

70footer mast2.jpg

スプレッダー(右側)は彼の身長よりも長いのがわかります。

ruler.jpg
シートの長さを測る機器

弊社にも一台欲しいところです。

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ワイヤー類をスウェージする機械

コンプレッサーによる油圧式で最大でワイヤー径14mmのものまでスウェージ出来ます。

最近は材料の進化が進みシートやブロック類に大きな変化が見られ、この日はそういった事を勉強させて貰いに行ったのですが、前出のベンが曰く
『リガー(リギン屋)の仕事は、コーヒを飲んでタバコを吸いその合間に仕事をする』
とのことで、ちょっと手を貸してくれと言われるがままに、気が付けばいつの間にか前出の70フィートケッチのスタンディングリギンを製作させられていて、あっという間に時間が経ち
『4時からラグビーの試合をみないといけないので、今日はこれでおしまい』
と、さっさと片付けて工場を閉めていました。(笑)

まだ、目的は達していませんので再度お邪魔する予定です。

ちなみに彼が言う程、休憩ばかりではありませんでした。
イギリス人と言えどきっちり仕事をしているようです。(念のため)

近日中に地元の造船所(Rustler Yacht)を訪問予定です。
その様子は随時エントリーしていきます。

航祐

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