Hamburg Boot Messe (ハンブルグボートショー)その1 [ボートショー]
先週の週末にドイツのハンブルグにて開催されておりましたボートショーに行かせて頂きました。
補足:ハンブルグという町は、ベルリンについでドイツで第二の都市と言われており、またハルベ川沿いに栄えたこの港町は、港湾規模では欧州第二の規模といわれています。
ハンブルグの町については、こちらをご覧下さい。
ボートショー会場案内図(画像をクリックで拡大します。)
会場は8つの展示スペースに区分けされており、目的の展示まで簡単に行き着くことができました。ただし、会場がとても広いのと展示の規模事態が大きいのでしっかり見て周るには一日では少し難しいのではないでしょうか?
ですから、とても一回のエントリーでは、今回のボートショーを紹介しきれません。というわけで、今回は一通り簡単に紹介させていただき、後日のエントリーで特に興味を引かれたものを紹介できればと思います。
イギリスでは、London(ロンドン)とSouthampton(サウサンプトン)のボートショーが有名ですが、それぞれのボートショーで個々に特色があります。
また、大規模なプロダクション艇のビルダーは別として、小規模なビルダーはやはりそれぞれの国に行かなければお目に掛かることはできません。
私が気が付いた事としましては、このハンブルグボートショーでは、ロンドンやサウサンプトンのボートショーに比べてヨット関連の美術作品の展示が多いということでした。
特に、美術品に関心があるわけではありませんが、はやりヨットや海を題材にしたものには興味をそそられます。
こちらはクラッシクヨットの展示場。
5.5mクラスです。後日のエントリーで詳しく紹介しますが、写真の3艇はそれぞれ建造年が異なり、ハル(船体)やアペンデッジ(舵やキール)の形状の発展具合が良くわかります。
ディンギーの展示。写真は子供用の艇でトラッピーズやスピネーカーまであり、470のミニチュア版のようです。
特設のプールでディンギーの実演もありました。写真右手に巨大な扇風機が見えます。
もちろんモーターボートの展示もあります。
室内会場だからなのか、サウサンプトンのボートショーよりも小型から中型(40ftくらい)までの艇が中心でした。
このハンブルグのボートショーは6年前にも訪れたことがあり、それが自身の海外ボートショー初体験でした。また、そのとき受けた感銘により、イギリスでヨットデザインを勉強したいと思うようになったきっかけでもある思い出深いボートショーです。
訪問初日には、会場に近づくにつれいてもたっても居られなくなり、思わず走り出してしまいました。前回訪れた時より、心なしか規模が縮小したように感じられましたが、自分の期待を十分満足させてくれる貴重な訪問でした。
後日のエントリーにて、気になった展示物や日本で紹介されていない艇などを話題にしていきたいと思います。
私事で恐縮ですが、おかげさまで今年9月にプリマス大学をFirst class honoursにて卒業することが出来ました。また卒業にあたり、在学中の成績や卒業研究に対して賞を頂きました。
在学中には、親切なクラスメートや教授たちに支えられ、また更新頻度の高くない私のエントリーをご覧になってくださった沢山の皆様には、たくさんのエネルギーを頂き、またこんなすばらしい機会を与えてくれた両親にも、この場をお借りし感謝の気持ちを述べたいと思います。
本当に有難うございました。
これからも、出来る限り皆様に楽しんでいただける話題を紹介し、日本のヨット文化に少しでも貢献できる人間になれるように努力していきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
航祐
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